0014 英語の基礎

Q 英語が苦手です。基礎力をつけるために、何を学習すればよいでしょうか?

A 中学生が学習する内容では、発音、英単語・熟語、英文法が基礎になる。それぞれについて説明しよう。

発音

最初に発音を挙げたのは意味がある。言葉はもともと音声が最初にあって、それから文字が発明されて、記録するようになった。つまり、音声が基本になっている。

中1の1学期に発音の学習をしてほしい。具体的には、発音記号を解説していて、音声のついた参考書を一冊購入し、一通りやってみる。

英語のネイティブでない限り、英語の発音は難しいし、聞き取れない/区別できない音があるはず。そこで、どのような音があって、それぞれどのように発音されるのか、参考書で学ぶことが必須になる。

発音記号と実際の発音の関係がわかれば、以降、発音記号と音声を頼りに、英語を聞き取るときや、自分が英語を話すときに修正できるはずである。

学校では発音と発音記号について十分に教えない場合が多いが、発音と発音記号を意識して学習しない限り、英語のレベルを上げるのは不可能である。

英単語・熟語

教科書に出てきた単語・熟語は都度覚えてほしい。ただし、固有名詞など、必ずしも基本的でない言葉も含まれているし、公立中学で習う英単語は中学の合計で千数百語しかないので、足りない。3千語は覚えたい。熟語数は単語数の3割(単語数が3000であれば900)が目安になる。

英単語記憶の王道は、読んだ文章の中で覚えるということだけれど、限られた時間しか英語に触れていない、また、知っている単語数が少ない状態では、現実的でない。そこで、市販の英単語・熟語集を活用することになる。「単語集で覚える」→「文章のなかで出てきたときに、何十回も辞書を引かなくても、定着しやすくなる」という流れである。単語を覚えるためには、単語集での記憶も、文章を読んで辞書を引くのも、どちらも必要である。なお、単語・熟語の具体的な覚え方は別投稿で説明予定。

英文法

基本的には教科書の進度で進めればよい。また、文法の参考書を一冊購入して、文法上の疑問点が出てきたときに確認し、全体の中での各文法項目の位置づけの(頭の中での)整理にも活用して欲しい。

これまで習ったところがあいまいな場合は、既範囲が含まれた薄い問題集を一冊買って、全問正解になるまで繰り返し演習すればよい。