0011 英語・数学・ 現代文の重要性

Q 教科の中で、英語、数学、現代文が特に重要といわれますが、どうしてですか?

A これらの教科が重要である理由は主に以下の2つ:

 これらの教科は、他科目と違い、学力をあげる、すなわち試験で高得点をとるのに学習時間が多く必要で、かつ継続的な取り組みも必要である。したがって、一旦、学校の進度から遅れると追いつくのが難しい。

 英語や現代文は言うまでもなく、数学も自然や社会を理解するために必要な一種の「ことば」なので、これらを知らずに他科目を学習することはできない。

 たとえば、一次方程式の問題で、係数が整数の場合は正解できても、係数が分数や小数の場合は解けない生徒がいる。これは、小学校で習う算数の知識が身についていないためである。前学年までで習う内容が理解できていない場合は、さかのぼって学習するしかない。こういった特性をもつ教科を「積み上げ科目」と呼ぶことがある。

 英語の場合は、最初に習うbe動詞の構文を知らなければ、進行形や過去形を理解することはできない。また、中1で習った単語は、もちろん中2でも使われるので、数学同様、これまでに習った内容を、使える水準にまでしておくことが必要である。

 現代文の場合は、語彙(漢字)については英語と同様。読解については、文章は何か「いいたいこと」があって書かれているので、これを把握できる力が必要だが、それには、論理、幅広い知識/常識(新聞,書籍から)、および読解の訓練が必要で、時間を要する。

 上記と異なり、例えば、理科では、電気の分野をしらなくても力の問題は解けるし、歴史では、江戸時代の知識がなくても平安時代の問題は解ける。それぞれの分野は独立していて、個別に学習できるし、合計しても英・数・現代文ほど時間を要しない。

 定期テスト前の1~2週間、および、受験準備の時間を除いては、英語・数学・現代文の学習だけに取り組む形にしたい。学習方法については、科目別の学習方法等を参照のこと。