0010 デジタル教材

Q タブレットやスマホで学べる教材がいろいろあります。紙の教材よりこれらのデジタル教材の方が効率的に学べるのでしょうか?

A うまく使えば学習成果をあげることは可能。いくつかのタイプがあるので、特徴を踏まえて使いこなそう。

(通常の)学習の流れ

  1. 新項目の説明を理解する(一方向、双方向)
  2. 問題を解く
  3. 正答集を見て答え合わせをする

上記「学習の流れ」を踏まえた類型別の教材説明

A)映像授業(スタディサプリ)/1(一方向):自分で教科書や参考書を読むよりわかりやすい。学習内容を選択でき、自分の学年からさかのぼって学習することもできる。一方的で、理解度に関係なく進むのが難点。質問対応は無。

B)映像またはアニメ授業+問題演習(PC-天神,タブレット-スマイルゼミ)/1(一方向),2,3(自動):学校と同じペースで学習を進めやすい(授業についていけることが前提)。説明は一方向。学年をさかのぼって学習することは想定していないので、英・数の弱点補強といった使い方は困難。質問対応は無。対象者:英・数は学年順位で上から5割(平均点60点以上)。

C)アニメ授業+問題演習(すらら)/1(双方向),2,3(自動):アニメ授業は自分で解答する部分が含まれていて、理解度を確認しながら進める。また、さかのぼって学習できるので、授業についていけない状況での弱点補強に向いている。基本的に質問対応は無。対象者:英・数は学年順位で下から5割(平均点60点未満)。

デジタル教材の共通の特徴

利点:

  • ゲーム的な要素があり、生徒によってはモチベーションがあがる。学習意欲に欠けることが問題の場合は、功を奏することがある。
  • 不正解の問題内容から、学習する箇所を特定し、学年をさかのぼって弱点補強する場合は、紙教材より手間がかからない(すらら)。

欠点:

  • 教科の全体感がわからないので、基本の(紙の)参考書を持ち、それを参照しながら学習を進めた方がよい。
  • 画面という制約があり、問題演習のパターンが限られるので、紙教材で補強する。
  • 質問対応がついているものはあまりない。保護者・学校教員が対応できなければ、ネット、ファックスを使う質問対応サービスを利用するのがお勧め。
  • 取り組み方にもよるが、紙の教材より時間がかかる場合が多い。すなわち、継続するには根気が必要。