0009 塾に通うべきか?

Q 中学生です。友達の多くは塾に通っています。私は通っていませんが、やはり通塾は必要でしょうか?

A 自分で計画を立てて実行できるのであれば必要ない。そうでなければ役に立つ。ただしお金のかかることなので、本当に必要か考えよう。

塾の機能(利点)は以下の4つ:

  • 効率的な学習方法/学習計画、教材の提供
  • 学習しやすい環境の提供
  • 疑問点について質問ができる
  • 入試に関する情報の提供

このうち、学習方法(教材)の提供が学習塾の本質的な役割である。従って、その塾で使っている教材とその使い方、使用する時期がわかれば、通塾する意味はかなり薄れる。効率的な学習方法を自力で構築するのは骨が折れるので、例えば、体験入学や数か月間だけの通塾で学習方法の内容を把握する、ということも考えられる。複数の塾の情報を集められればなお良い。教材については、塾向けの専用教材を使用していることが多いが、市販の教材でも代用できる。

学習しやすい環境については、自宅で幼い兄弟姉妹がいて落ち着いてできない等の場合に意味がある。自宅だとついゲームをやってしまう、という場合にも有効かもしれないが、お金がもったいない。なお、学習曜日と時間を自由に変更できる塾があるが、学習の習慣化のため、時間帯は決まっている方がよい。なお、塾で自習が可能な場合があり、その時間帯に質問をしてわからない点を解消できる場合もある。

疑問点について質問ができることも塾の利点である。ただし、質問に答える(だけの)サービスは低価格で提供されているので、通塾が必須というわけではない。もちろん通っている学校の先生に聞くことも選択肢になる。

入試に関する情報は、受験雑誌や模試を受けたときに配付される冊子に記載されているが、詳細な情報は塾が持っている。小さな塾でも、模試業者から詳しいデータを入手しているので、情報をとる分には問題ない。入試では内申点が考慮されるので、情報入手の時期として、中3になってからでは遅すぎる。中学に入学したら、まずは受験雑誌を読んで概略を把握したい。